結論から言うと、「Claude for Excel」は公式アドインです。Microsoft Excelの画面を離れずにClaudeへ質問・作業依頼ができます。
Excel上の数式や表の内容を理解したうえで回答してくれます。根拠となるセル番地を示しながら回答するのが特徴です。
Pro・Max・Team・Enterpriseプランで利用できます。無料プランでは使えません。
出典:Use Claude for Excel|Claude公式ドキュメント
この記事では、導入方法とできることを整理します。
Claude for Excelでできること
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ブックの内容について質問できる:「C42セルの売上はどう計算されているか説明して」のように聞きます。根拠となるセルを示しながら回答してくれます。示されたセルはクリックで移動できます。
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数式の関係を保ったまま値を更新できる:「割引率を8%に変更して、関連する計算も更新して」のように依頼します。数式のつながりを壊さずに関連セルを再計算してくれます。
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エラーの原因を調べて直せる:「#REF!エラーの原因を探して」のように依頼します。エラーの発生箇所と原因を特定してくれます。
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表の作成・並び替え・条件付き書式なども依頼できる:Excelの基本操作もチャットで指示できます。並び替え・フィルター・ピボットテーブルの編集などです。
条件付き書式・入力規則の設定もできます。入力規則はドロップダウンのことです。
基本的な使い方
- Microsoft AppSourceからアドインをインストールする:次のページを開きます。Claude for Microsoft 365のマーケットプレイスページです。「今すぐ入手」を選びます。
- Excelでアドインを有効化する:Excelを開きます。Windowsなら「ホーム」タブ、Macなら「ツール」タブの「アドイン」からClaudeを選びます。
- Claudeアカウントでサインインする:既存のClaudeアカウント(Pro以上のプラン)でログインすれば準備完了です。
- サイドバーからチャットで指示する:知りたいことや直してほしい箇所を、普段Claudeに質問するのと同じ感覚で入力します。
つまづきポイント
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対応環境が限られる:利用できるのはExcel for the web・Windows版・Mac版です。Windows版はMicrosoft 365サブスクリプションの特定ビルド以降が対象です。
Mac版はバージョン16.46以降が対象です。Excel 2016・2019の買い切り版では使えません。iPad版・Android版でも使えません。
出典:同上
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プロンプトインジェクションのリスクに注意:外部から入手したテンプレートやベンダーファイルに注意します。Claudeを意図しない動作に誘導する隠れた指示が仕込まれている可能性があります。
信頼できるファイルでのみ使用しましょう。Claudeがリスクの高い操作を提案してきた際は、必ず内容を確認してから承認しましょう。
出典:同上
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最終成果物としてそのまま使わない:クライアント提出用の最終資料や監査対象の重要な計算があります。これらは人間によるレビュー・検証なしで使うことは推奨されていません。
データテーブルやマクロにも対応していない点もあわせて注意しましょう。マクロはVBAのことです。
出典:同上
まとめ
Claude for Excelを使えば、Excel画面を離れずにチャットで作業を進められます。
複雑な数式の意味を調べたり、数式の関係を保ったまま値を更新したりできます。エラーの原因を特定することもできます。
Pro以上のプランが必要な点に注意します。対応環境が限られる点にも注意が必要です。最終成果物は必ず人の目で確認しましょう。
まずは普段使っている表で試してみるとよいでしょう。
さらに深く使いこなすには
ExcelのようなビジネスツールとAIを組み合わせて使いこなせるようになったとします。次は「この使い方をどこまで体系的に学ぶべきか」という判断が出てきます。
独学で足りるか、体系的に学ぶべきか。
どちらにするか迷っている方は、「AIスクールは意味ない?独学との違いと後悔しない選び方」で判断基準を紹介しています。