結論から言うと、教育訓練給付金の手続きは、ハローワークに行かずに電子申請できます。

2024年2月1日から、「支給申請」と「受給資格確認」を電子申請で出せるようになりました。

電子申請は「e-Gov電子申請」から行い、個人の電子署名は不要です。

出典:教育訓練給付の電子申請が誰でも「可能」になります!|厚生労働省(2026年10月27日確認)

ただし、一部の書類は電子申請でも郵送が必要で、窓口でしかできない手続きもあります。

この記事では、電子申請で出せる手続きと添付書類、郵送が必要なものを整理します。

電子申請で出せる手続き

手続き 電子申請 対象の給付金
受給資格確認(受講前) できる 特定一般・専門実践
支給申請(受講後など) できる 一般・特定一般・専門実践
教育訓練支援給付金の受給資格確認 できない(窓口のみ) 専門実践を失業中に受ける人
教育訓練支援給付金の失業の認定(2か月に1回) できない(窓口のみ) 同上

出典:教育訓練給付の電子申請が誰でも「可能」になります!|厚生労働省(2026年10月27日確認)

教育訓練支援給付金の手続きは、失業の状態や受講の状況を窓口で確かめる必要があるためです。

電子申請に加えて、郵送や代理人による申請もできるようになっています。

添付書類はスキャンや撮影のデータで出せる

電子申請の場合、添付書類はスキャナで読み込むか撮影して作ったデータで出せます。

形式はPDFかJPEGです。

出典:同ページの提出書類チェックリスト(一般・特定一般・専門実践。2026年10月27日確認)

紙の書類は、データにする前に、文字が読み取れるかを確かめておきましょう。

一般教育訓練の支給申請で出す書類

区分 書類
必ず出す 教育訓練給付金支給申請書、教育訓練修了証明書、領収書、マイナンバーカード、教育訓練経費等確認書
当てはまる場合に出す キャリアコンサルティングの費用の書類、返還金明細書、払渡希望金融機関の通帳またはキャッシュカード、委任状

出典:一般教育訓練給付金 提出書類チェックリスト|厚生労働省(2026年10月27日確認)

申請は、教育訓練の修了日の翌日から1か月以内に、住んでいる地域を管轄するハローワークへ出します。

教育訓練経費等確認書は、通信制以外の講座を受けてハローワークに来所して申請する場合は不要です。

電子申請では来所しないため、様式をダウンロードして記入しておきましょう。

特定一般・専門実践で必要な手続き

特定一般と専門実践は、受講前と受講後の2回、手続きがあります。

手続き 時期 主な書類
訓練前キャリアコンサルティング 受給資格確認の前 ハローワークなどで受ける
受給資格確認 受講開始日の2週間前まで 受給資格確認票、ジョブ・カード(発行から1年以内の写し)、マイナンバーカード
支給申請(特定一般) 修了日の翌日から1か月以内 支給申請書、修了証明書、領収書、教育訓練経費等確認書など
支給申請(専門実践) 各支給単位期間の末日の翌日から1か月以内 支給申請書、受講証明書または修了証明書、領収書、教育訓練経費等確認書など

出典:同ページの提出書類チェックリスト(特定一般・専門実践。2026年10月27日確認)

訓練前キャリアコンサルティングは、全国どこのハローワークでも受けられます。

キャリア形成・学び直し支援センターでも受けられると案内されています。

受給資格確認の期限は、受講開始日の2週間前までです。

申し込みが決まったら、早めに手続きを始めましょう。

電子申請でも郵送が必要なもの

専門実践では、次の2つは電子申請の場合も郵送で出す必要があります。

手続き 郵送が必要なもの
受給資格確認 写真2枚(6か月以内に撮影、縦3.0cm×横2.4cm)。提出する場合
支給申請 教育訓練給付金受給資格者証の原本

出典:同ページの提出書類チェックリスト(専門実践。2026年10月27日確認)

受給資格者証は、受給資格確認の手続きのあとにハローワークから交付されます。

なくさないように保管しておきましょう。

マイナポータル・スマホから申請できる?

厚生労働省の資料では、電子申請の窓口は「e-Gov電子申請」と案内されています。

マイナポータルやスマートフォンから申請できるかは、資料に書かれていませんでした。

使う機器や操作の方法は、e-Gov電子申請のサイトの案内で確かめてください。

申請の全体の流れ

給付金の種類ごとの手続きの流れは、「教育訓練給付金の申請方法」で整理しています。

受け取れる額の目安は、「教育訓練給付金はいくらもらえる?」で受講料別に紹介しています。

AIスクールで使う場合の例:Python Winner

Python Winnerでは、専門実践教育訓練の対象は2コースです。

AI・機械学習マスターとデータ分析マスターが対象になっています。

出典:AI・機械学習マスター|Python Winner公式サイト(2026年10月26日確認)

専門実践は、受講開始日の2週間前までに受給資格確認が必要です。

申し込む講座が対象かどうかと手続きの時期は、申し込む前に確かめておくと安心です。

Python Winnerでは、無料カウンセリング/受講相談への参加を通じて、給付金の使い方を相談できます。

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つまづきポイント

  • 教育訓練経費等確認書を出し忘れる:来所しないで申請する場合は必要です。様式はハローワークのサイトからダウンロードできます。

  • 郵送が必要な書類を送り忘れる:専門実践の受給資格者証の原本などは、電子申請でも郵送で出します。

  • 支援給付金も電子申請できると思い込む:教育訓練支援給付金の受給資格確認と失業の認定は、窓口でしかできません。

  • 期限を過ぎる:支給申請は、修了日(専門実践は各支給単位期間の末日)の翌日から1か月以内です。

まとめ

教育訓練給付金の「支給申請」と「受給資格確認」は、2024年2月1日からe-Govで電子申請できます。

添付書類はスキャンや撮影のデータ(PDF・JPEG)で出せ、個人の電子署名は不要です。

ただし、専門実践の受給資格者証の原本など一部は郵送が必要で、教育訓練支援給付金の手続きは窓口のみです。

手続きや書類は変わる場合があるため、申請の前に厚生労働省やハローワークの最新の案内を確認してください。

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