結論から言うと、NotebookLMの音声概要は生成前にカスタマイズできます。音声概要はAudio Overviewとも呼ばれます。

カスタマイズできるのは「フォーマット」「長さ」「話してほしい内容」です。これによりただの要約にとどまらない使い方ができます。

フォーマットは4種類あります。それぞれ用途が異なります。

出典:Generate Audio Overviews|NotebookLM Help(Google公式)

NotebookLMは現在「Gemini Notebook」という名称でも案内されています。

出典:Gemini Notebook をアップグレードする|Google公式ヘルプ

この記事では、基本の使い方に加えて、カスタマイズの具体的な方法を整理します。

音声概要の4つのフォーマット

  • Deep Dive(既定):2人の話し手が資料の内容を掘り下げながら会話形式で解説します。もっとも一般的な形式です。
  • Brief:1人の話し手が2分未満で要点だけを話します。忙しいときの手早い把握に向いています。
  • Critique:エッセイや企画書などの資料に対し、2人の話し手が改善点を指摘する形式です。
  • Debate:1つのテーマについて、2人の話し手が異なる立場から議論する形式です。

基本的な使い方とカスタマイズ方法

  1. 資料を「ソース」に追加する:要約したい資料をNotebookLMのノートブックにアップロードします。

  2. 「Studio」パネルから「音声概要」を選ぶ:生成前に「カスタマイズ」を選びます。フォーマット・長さ・話してほしい内容を指定できます。話してほしい内容はフォーカスプロンプトと呼ばれます。

  3. フォーマットと長さを選ぶ:長さは「短め」「既定」「長め」から選べます。選べる長さの範囲はフォーマットによって異なります。

    Deep Dive形式のみ3段階すべてを選べます。CritiqueとDebateは短め・既定の2段階です。Briefは長さの調整自体ができません。

  4. 生成して再生する:生成には数分かかりますが、バックグラウンドで進むため他の作業と並行できます。

つまづきポイント

  • 長さのカスタマイズは英語限定:長さの指定は現時点では英語での生成時のみ対応しています。長さとは短め・既定・長めのことです。

    出典:同上

  • インタラクティブモードは新規生成時のみ・英語限定:再生中に話し手へ質問を投げかけられる機能です。「インタラクティブモード」は英語対応です。

    かつ新しく生成した音声概要でのみ利用できます。共有された音声概要には、この機能は使えません。

  • 内容に誤りが含まれる場合がある:AIが生成する音声のため、内容に不正確な点や音声の乱れが含まれることがあります。重要な情報は元の資料で必ず確認しましょう。

  • モバイルアプリでは一部機能が制限される場合がある:カスタマイズ項目の一部が対象です。モバイルアプリでは利用できないことがあります。

まとめ

NotebookLMの音声概要は、フォーマットと長さ・フォーカスプロンプトを組み合わせられます。フォーマットはDeep Dive・Brief・Critique・Debateです。

組み合わせることで、単なる要約以上の使い方ができます。

移動中に手早く把握したいならBriefです。資料の完成度を高めたいならCritiqueです。多角的な視点がほしいならDebateです。

目的に応じて使い分けてみましょう。

さらに深く使いこなすには

資料を要約・整理する技術を実務で継続的に使いこなしたい場合、独学を続けるか体系的に学ぶかで悩む場面が出てきます。

「AIスクールは意味ない?独学との違いと後悔しない選び方」で、判断基準を紹介しています。

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