結論から言うと、G検定の勉強は4つの段階に分けて進めるのがおすすめです。
「範囲をつかむ→公式テキストで学ぶ→問題で演習する→時間配分を練習する」の順です。
最初に、JDLA公式のシラバス(出題範囲)と例題を見て、知らない言葉の量を確かめます。
そのうえで、公式テキストで全体を学び、問題集で知識を確かめます。
出典:G検定とは|一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)(2026年10月20日確認)
この記事では、4つの段階の進め方と、教材の選び方を整理します。
G検定の試験の形
勉強を始める前に、試験の形を確認しておきます。
| 項目 | オンライン試験 | 会場試験 |
|---|---|---|
| 試験時間 | 100分 | 120分 |
| 出題数 | 145問程度 | 145問程度 |
| 形式 | 知識問題(多肢選択式) | 知識問題(多肢選択式) |
| 出題範囲 | シラバスから出題 | 同左 |
出典:同上
オンライン試験の場合、1問あたりにかけられる時間は1分に届きません。
知識を覚えるだけでなく、素早く答える練習も必要です。
勉強の進め方は4段階
- 範囲をつかむ:JDLA公式のシラバスと例題を見て、知らない言葉に印をつけます。
- 公式テキストで学ぶ:印をつけた言葉を中心に、公式テキストで全体を読みます。
- 問題で演習する:問題集を解き、間違えた分野をテキストで読み直します。
- 時間配分を練習する:試験と同じ時間・問題数で解き、ペースをつかみます。
1. 範囲をつかむ
JDLAの公式サイトでは、シラバスと例題・ミニテストが公開されています。
シラバスは出題範囲の一覧で、AIの技術分野と、法律・倫理分野にまたがります。
まず一覧を見て、意味を説明できない言葉に印をつけましょう。
印の数が多い分野ほど、時間をかけて学ぶ必要があります。
出典:G検定とは|JDLA(2026年10月20日確認)
2. 公式テキストで学ぶ
独学の土台には、JDLAが監修した公式テキストが使えます。
書名は『深層学習教科書 ディープラーニング G検定(ジェネラリスト)公式テキスト 第3版』(翔泳社)です。
2024年5月に発売された版で、翔泳社は「新シラバスに完全準拠」と案内しています。
出典:深層学習教科書 ディープラーニング G検定(ジェネラリスト)公式テキスト 第3版|翔泳社(2026年10月20日確認)
最初から全部を覚えようとせず、1周目は全体の流れをつかむことを優先しましょう。
価格や在庫は、販売サイトの商品ページで確認できます。
JDLAの公式サイトには、合格者が勧める本を紹介する「推薦図書」のページもあります。
公式テキストが難しいと感じたら、入門向けの本から始める方法もあります。
3. 問題で演習する
テキストを1周したら、問題を解いて理解を確かめます。
間違えた問題は、正解を覚えるだけで終わらせず、テキストの該当ページを読み直しましょう。
問題集を選ぶときは、今のシラバスに対応した版かを確かめることが大切です。
シラバスは改訂されることがあり、古い版では出題範囲とずれる場合があります。
4. 時間配分を練習する
試験の直前は、本番と同じ時間で問題を解く練習をします。
オンライン試験なら、100分で145問程度を解くペースを体で覚えましょう。
すぐに答えられない問題は飛ばし、最後に戻る順番を決めておくと、時間切れを防げます。
教材の選び方
| 教材 | 向いている人 | 気をつけたい点 |
|---|---|---|
| 公式の例題・シラバス | まず範囲をつかみたい人 | 出題範囲の一覧で、解説は付いていない |
| 公式テキスト | 全体を順番に学びたい人 | 量が多いため、1周目は流れをつかむことを優先する |
| 市販の問題集 | 演習の量を増やしたい人 | 今のシラバスに対応した版かを確かめる |
| 通信講座 | 講義を聞きながら進めたい人 | 費用がかかる。視聴期限内に学び終える必要がある |
テキストだけで進めにくいと感じたら、講義で学べる通信講座も選択肢です。
講座を比べるときの確認点は、「G検定の対策講座の選び方」で整理しています。
講義で進めたい場合:アガルートアカデミーのG検定対策講座
講義で進める講座の一例として、アガルートアカデミーの「G検定対策講座」を紹介します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | 27,280円(税込) |
| 対応シラバス | 2024 #6改訂シラバス対応版 |
| 講義時間 | 約9.5時間 |
| 演習 | 各パートの講義のあとに章末問題、最終パートに総仕上げ問題(160問) |
| 視聴期限 | 申込日から180日 |
| テキスト | PDFで配布(発送物なし) |
出典:G検定対策講座|アガルートアカデミー(2026年10月20日確認)
上の4段階のうち、2と3を講義と章末問題で進める形です。
講座ページには、試験について「120分の試験時間の中で、160問ほど」という記載があります。
これは今のオンライン試験(JDLA公式:100分・145問程度)とは異なるため、試験の形はJDLA公式で確認しましょう。
合格特典は、合格体験記の提出やインタビューへの出演などの条件付きです。
申し込む前に、条件と申請期限を公式ページで確かめておきましょう。
次の試験回に間に合わせるには
2026年第6回のオンライン試験は11月6日(金)・7日(土)で、個人の申込締切は10月29日(木)です。
出典:G検定とは|JDLA(2026年10月20日確認)
試験日から逆算して、4段階それぞれにかけられる日数を先に決めましょう。
間に合わないと感じたら、2027年1月の回を目標にする方法もあります。
日程は「G検定2027年の日程まとめ」で整理しています。
つまづきポイント
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最初から全部を覚えようとする:範囲が広いため、1周目で止まりやすくなります。まずは全体の流れをつかみましょう。
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問題集の版を確かめない:古い版は、今のシラバスとずれる場合があります。
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時間を計らずに演習する:本番は1問1分に届かないペースです。直前には時間を計って解きましょう。
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申込を後回しにする:申込締切を過ぎると、その回は受けられません。受ける回を先に決めておきましょう。
まとめ
G検定の勉強は、範囲をつかむ→公式テキストで学ぶ→問題で演習する→時間配分を練習する、の順で進めます。
最初にJDLA公式のシラバスと例題で、知らない言葉の量を確かめるところから始めましょう。
試験の形や教材の版は変わる場合があるため、受験前にJDLA公式サイトで最新の情報を確認してください。