結論から言うと、G検定の対策は、まずJDLA公式の無料の教材で出題範囲を確かめるところから始めるのがおすすめです。
公式サイトでは、シラバス(出題範囲)と例題が公開されています。
それでも独学で足りないと感じたら、通信講座を比べて選びます。
講座を選ぶときは、対応しているシラバス・講義時間・視聴期限・費用・特典の条件の5つを確認しましょう。
出典:G検定とは|一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)(2026年10月19日確認)
この記事では、G検定の学び方の選び方と、通信講座を比べるときの確認点を整理します。
G検定の試験の概要
講座を選ぶ前に、試験の形を確認しておきます。
| 項目 | オンライン試験 | 会場試験 |
|---|---|---|
| 試験時間 | 100分 | 120分 |
| 出題数 | 145問程度 | 145問程度 |
| 形式 | 知識問題(多肢選択式) | 知識問題(多肢選択式) |
| 受験料 | 一般13,200円・学生5,500円(税込) | 同左 |
| 出題範囲 | シラバスから出題 | 同左 |
出典:同上
出題範囲は、AIの技術分野と、法律・倫理分野にまたがります。
範囲が広いため、何から手を付けるかを先に決めることが大切です。
G検定の学び方は3つ
| 学び方 | 向いている人 | 気をつけたい点 |
|---|---|---|
| 公式の教材+独学 | まず範囲をつかみたい人、費用をかけずに始めたい人 | 理解が進まない分野を自分で補う必要がある |
| 市販のテキスト・問題集 | 自分のペースで、紙や電子書籍で学びたい人 | テキストの版が今のシラバスに合っているかを確かめる |
| 通信講座 | 講義を聞きながら進めたい人、学ぶ順番を決めてほしい人 | 費用がかかる。視聴期限内に学び終える必要がある |
どれか1つに決める必要はありません。
公式の教材で範囲を確かめ、足りない部分をテキストや講座で補う組み合わせもできます。
独学で進める順番は、「G検定の勉強法」で紹介しています。
まず無料で確かめられること
JDLAの公式サイトでは、次のものを確認できます。
| 内容 | 確認できること |
|---|---|
| シラバス | 出題範囲の一覧(G2024#6から適用の版) |
| 例題 | 出題の形のイメージ |
| AI For Everyone | Courseraの講座。受講は無料(修了証の取得は有料) |
出典:G検定とは|JDLA(2026年10月19日確認)
AI For Everyoneの受講修了証を出すと、G検定の受験チケットを30%引き(一般9,240円)で買えます。
前回の受験日から2年以内に受け直す場合は、半額(一般6,600円)で受験チケットを買えます。
出典:同上
まずシラバスと例題を見て、知らない言葉がどのくらいあるかを確かめましょう。
知らない言葉が多いと感じたら、講座を使う判断材料になります。
通信講座を比べる5つのポイント
| 確認点 | 見るところ |
|---|---|
| 1. 対応シラバス | 今の出題範囲(G2024#6〜)に合わせた講座か |
| 2. 講義時間 | 試験日までに見終えられる長さか |
| 3. 視聴期限 | 受けたい試験回まで視聴できるか |
| 4. 費用 | 受験料と合わせた総額が予算に合うか |
| 5. 特典の条件 | 合格したときの特典の条件と申請期限 |
特に視聴期限は、受けたい試験回の日程と合わせて確認しましょう。
特典がある講座では、受け取るための条件と申請の期限を、申込前に公式ページで確かめておくことが大切です。
講座の一例:アガルートアカデミーのG検定対策講座
講座の一例として、アガルートアカデミーの「G検定対策講座」を紹介します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | 27,280円(税込) |
| 対応シラバス | 2024 #6改訂シラバス対応版 |
| 講義時間 | 約9.5時間 |
| 視聴期限 | 申込日から180日 |
| テキスト | PDFで配布(発送物なし) |
| 支払方法 | クレジットカード・銀行振込・教育クレジットローン(分割払い)・コンビニ決済など |
出典:G検定対策講座|アガルートアカデミー(2026年10月19日確認)
各パートの講義のあとに、章末問題で内容を確かめる構成です。
パソコン・タブレット・スマートフォンで、マイページから講義を受けられます。
なお、講座ページには試験について「120分・160問ほど」という記載があります。
これは今のオンライン試験(JDLA公式:100分・145問程度)とは異なるため、試験の形はJDLA公式で確認しましょう。
合格特典の条件
この講座には、視聴期限内に受けたG検定に合格した場合の「合格特典」があります。
受け取るには、次の条件をすべて満たす必要があります。
- 提出・出演:合格通知書と合格体験記の提出、合格者インタビュー(Zoom)への出演
- 金額:講座の税抜価格(セールで買った場合はその税抜価格)。原稿料・講演料として、源泉所得税を差し引いて支払われる
- 申請期限:合格発表から1か月以内
- 氏名:実名で公表される
出典:合格特典|アガルートアカデミー(2026年10月19日確認)
合格体験記には、項目ごとの文字数の要件もあります。
特典を前提に申し込む場合は、条件を公式ページで読んでから決めましょう。
次の試験回に間に合わせるには
2026年第6回のオンライン試験は11月6日(金)・7日(土)で、個人の申込締切は10月29日(木)です。
出典:G検定とは|JDLA(2026年10月19日確認)
講座を使う場合は、申込から試験日までに講義を見終えられるかを先に計算しましょう。
間に合わないと感じたら、2027年1月の回を目標にする方法もあります。
日程は「G検定2027年の日程まとめ」で整理しています。
つまづきポイント
-
講座を先に買ってしまう:シラバスと例題を見ないまま申し込むと、自分に必要な内容か判断できません。
まず公式の教材で、知らない言葉の量を確かめましょう。
-
視聴期限を確かめない:受けたい試験回より前に視聴期限が切れると、直前の復習ができません。
-
特典の条件を読まない:合格特典は、提出物やインタビューへの出演などの条件付きです。
申請期限を過ぎると受け付けられないため、条件と期限を先に確かめましょう。
-
古い版の教材で学ぶ:シラバスは改訂されることがあります。教材が今の版に対応しているかを確認しましょう。
まとめ
G検定の対策は、JDLA公式のシラバスと例題で範囲を確かめるところから始めます。
独学で足りないと感じたら、対応シラバス・講義時間・視聴期限・費用・特典の条件の5つで講座を比べましょう。
講座の料金や特典の内容は変わる場合があるため、申込前に公式サイトで最新の情報を確認してください。